
名古屋の方より会社設立に関するご相談
2025年10月02日
Q:会社設立時の資本金はいくらに設定するのがよいか、税理士の先生にアドバイスを頂きたい。(名古屋)
私は名古屋の大学に通う学生です。現在、ウェブサービスの会社設立を目指して準備を進めています。私は子供のころから会社設立を夢見ていて、今では大学の同級生や、勉強会で知り合った名古屋に住む技術者の方の協力も得ることができ、いよいよ会社設立が現実的になってきていると感じています。
ただ、やはり学生ということもあり資金の部分で不安があるのが正直なところです。資本金1円からでも会社設立できる時代だそうですが、実際には会社設立にあたり資本金をどの程度の金額に設定すればよいものかわからず、悩んでいます。資本金の設定にあたり考慮すべきポイントなどがあれば教えていただきたいです。(名古屋)
A:資本金は1円からでも会社設立できますが、取引先とのその後の関係性を考慮して金額設定することをおすすめします。
名古屋のご相談者様のおっしゃるとおり、現在の会社法では資本金1円でも理論上は会社設立できることになっています。これにより会社設立のハードルが低くなり、会社設立の可能性が広がったともいえますが、実際には資本金を低い金額に設定することはおすすめできません。
会社設立時に設定する資本金は、これからの事業を継続して運営するために用意したお金であり、取引先からは「会社設立のために何とか工面できた金額」だとみなされます。資本金はある程度まとまった金額に設定しておくことで、取引先に「今後も安定的な事業運営が期待できる」という印象を与えられると考えられます。
非常に低い資本金でも事業が成功した事例はありますが、会社設立時の資本金が少ないと、事業利益を上げる前に資金不足に陥ってしまうリスクが否定できません。運転資金が早々に底尽きてしまうようでは、融資を希望したとしても断られてしまうかもしれません。やはり資本金はある程度まとまった金額を設定する方がよいでしょう。
なお、資本金の設定金額は税金にも影響しますので、その点も考慮に入れて考えましょう。資本金が1,000万円未満の場合は、条件に合致すれば設立から1期目、2期目の消費税納税義務が免除されます。
資本金の設定額は、会社設立する事業内容や規模によって相場が異なってきます。名古屋で数多くの会社設立をお手伝いしてきた名古屋会社設立ビジネスサポートでは、ご相談者様のご状況や会社設立プラン、今後のビジネスプランをしっかりとお伺いしたうえで、個別に最適なアドバイスをさせていただきます。
初回のご相談は完全無料ですので、名古屋で会社設立を目指している方はぜひ名古屋会社設立ビジネスサポートへお問合せください。会社設立時の資金繰りに関するご相談はもちろん、会社設立に必要な煩雑な事務手続きの代行も承っております。名古屋の皆様がスムーズに会社設立できるよう尽力いたしますので、まずはお気軽に名古屋会社設立ビジネスサポートの初回無料相談をご利用ください。